Column

コラム

物流

大丸が手掛ける『倉庫業』とは?

大丸は様々な事業を行っておりますが、その中でもよく知られていない「倉庫業」。
「そもそも倉庫業とは?」という疑問にお答えします。

物流センター

営業用倉庫と自家用倉庫

商品や物品などを保管する倉庫には、営業用倉庫と自家用倉庫があります。

自家用倉庫は自社の商品や物品を保管するための倉庫のことです。

一方、営業用倉庫とは第三者(荷主)から商品などの物品を預かり保管・荷役などの業務を営業目的としている倉庫のことで、「倉庫業法」に基づいて国土交通大臣の登録を受けなければ運用することはできません。

倉庫業界ではインターネット通販の急速な普及により貨物量が増加し物流施設の需要が拡大しており、当社の物流センターも2021年12月に倉庫業の申請を行い、自社在庫商品だけではなく、商流の有無に関わらずお客様の物品を保管できる営業用倉庫として登録、物流センターは営業倉庫と自家用倉庫、両方の機能を持つ倉庫に生まれ変わりました。

倉庫業の要件

倉庫業の登録を受けるためには、保管する商品や物品に対応する基準をクリアした倉庫であることが必要です。例えば、倉庫内にあるガラスは火災時に1時間以上の耐久性が必要だったり、倉庫出入口に設置が必要な照明設備は4メートル先から人の顔が把握できる明るさである事など、倉庫の各設備に対しさまざまルールが設けられています。

当社も当然ながらこれらの基準や規制・ルールに適合をすることで倉庫業資格を取得いたしました。

物流センター棚

流通を担う会社として

大丸の商社で、商品やサービスを販売することが主な事業となりますが、地域の流通を担う会社の一つの役割として倉庫業を考えております。

倉庫業法では第一条に「倉庫の利用者の利益を保護するとともに…」と記載されているように、お客様に安心して商品や物品を預けていただけるように運用をしております。

「保管のスペースが足りない。」「火災などのリスクを考えると信頼できるところに預けたい。」などのご要望がございましたら是非お声がけください。


DAIMARU ワークプレイス
大丸オフィス用品カタログ
​大丸藤井セントラル株式会社